先輩の声(栄養士)

先輩の声(栄養士)

氏名:小林さん

年齢:40代

資格:管理栄養士、山形県糖尿病療養指導士

勤続年数:2年目(2023年7月現在)

栄養士 小林さん

―カイセイカンパニーに勤めたきっかけは?

元々私は新庄市内の病院に勤めていました。病院を退職して次の職場を探していたところ、カイセイカンパニーで人材募集しているのを見つけたのです。

実はカイセイカンパニーの職員さんとは、前職時代に参加していた勉強会などでよくお会いしていて、その頃からとてもやる気のある方々だと感じていました。縁があれば、ぜひカイセイカンパニーさんと関わりたいと考えていたので、これはいい機会だと思って応募しました。

―普段の勤務スケジュールは?

月、水、木曜日の午前は調剤薬局の事務職と同じ業務内容です。
午後は本店で管理栄養士としての仕事をしています。
例えば、かいせい食堂のメニューを考えたり、門前クリニックである小内医院での仕事をこなしたりしています。

火曜日は、一日を通して小内医院で患者様の栄養指導をしています。
金曜日は、午前中のみ小内医院で栄養指導をして、午後からは本店に戻って薬局の仕事を手伝ったり、栄養士としての仕事をしたりしています。

―このお仕事のやりがいは?

日本糖尿病学会にて共同で発表
日本糖尿病学会にて共同で発表

以前勤めていた病院では栄養指導をする機会はあまりなかったので、小内医院ではこれまで経験できなかったことをさせてもらっています。

院長である小内先生がかなり熱心な方で、私にお声がけいただき、日本糖尿病学会にて共同で発表させていただく機会をいただきました。今まで学会発表の経験はまったくなかったので、小内先生には本当に貴重な経験をさせていただいています。

他にも小内先生からのオファーで、一般向けの健康講座などでお話しをさせていただくことがあります。私は人前で話すのは得意ではないのですが、発表の準備を通して管理栄養士としての知識が整理されて、普段の栄養指導にも生かされるので、いい機会をいただいていると感じています。

―大変なことや苦労することは?

前職の病院と調剤薬局では管理栄養士としての業務内容がかなり違うので、最初の頃は戸惑うことが多くありました。薬に関する法律やルール、同じ薬でもメーカーごとの違いや患者様のご希望といった個別対応など、覚えることが多くて少し大変な思いをしました。

カイセイカンパニーでは、調剤薬局、かいせい食堂、門前クリニックでの栄養指導と、3つの仕事を同時にこなしていかなければならないので、慣れるまでに1年ぐらいかかりました。

―会社の雰囲気は?

わからないことがあれば聞きやすいですし、お互いに協力もしやすい職場だと思います。

処方箋も、あまり難しいもの、複雑なものは先輩たちにお願いしていますし、わからないところは逐一相談しながら進めています。

私がかいせい食堂のお弁当配達などで忙しい時などは、こちらから先輩に相談して手伝ってもらうこともあります。そうやってお互い協力しながら働ける職場環境だと感じています。

―多職種連携については?

調剤薬局の場合、病院のように同じ施設内にスタッフがそろっているわけではなく、各事業所間の距離が離れていることあり、病院ほど簡単には行き来ができないことは確かです。

ただ、介護部門のスタッフさんが、「こういう患者様が食事で困っているので、何かいい資料はないか」と薬局に訪ねて来てくれることもありますし、私が小内医院で栄養教室をした後本店に戻り、薬剤師さんに、「処方されている薬に関して、患者様がこう思われているようですが、どうなんでしょうか」と薬の相談もさせてもらっています。スタッフ間のコミュニケーションはしっかり取れていると思います。

―入社を検討している人へメッセージを!

カイセイカンパニー栄養士

私が栄養士の学校を卒業した頃、最初の就職先で薬局を選ぶ人はほとんどいなかったと思います。多くの人は病院や介護施設などに就職していたので、管理栄養士が薬局で働くことについて、イメージがつかみにくい人が多いかもしれません。

もちろん、同じ薬局でもいろいろな形があると思います。カイセイカンパニーの特徴として、弁当販売のかいせい食堂がありますし、門前クリニックの先生との連携や交流もあります。もちろんメインとなる薬局では、いろいろな仕事を覚えられます。

カイセイカンパニーは、成長したいと思う人にとっては、さまざまな機会を与えてくれる魅力的な職場だと思います。