社長あいさつ

弊社の始まりは、1990年に私の地元である金山町に開設した漢方薬局・鍼灸治療院「回生堂」でした。
金山の自然豊かな野山から採取した薬草で生薬を作り、ご近所の皆さんとおしゃべりをしながらのんびりと治療をしていました。

その後、地元スーパーへの出店を経て、地域の医療機関の調剤薬局をスタートさせました。
2000年代に入ってからは、高齢化が進む地域の方々からのご要望に応じる形で、介護事業も進めてきました。

このように、弊社は患者様・利用者様の声に耳を傾け、社会の変化にも対応しながら事業の形を変えてきました。

また、これからさらに高齢化が進む中で、医療の現場は病院やかかりつけ医といった医療機関から、ご自宅や高齢者施設に移ろうとしています。
弊社では、病院やかかりつけ医、薬局、介護施設など、地域の健康・福祉を支える各機関と連携し、患者様・利用者様が安心して生活できる環境を提供できる薬局を目指しています。

その点、調剤薬局と介護事業を一つの会社として運営している弊社では、医療と介護の連携がすでにスムーズに取れていることが強みです。介護施設の利用者様が飲むお薬の管理も、弊社で一元管理が可能です。

患者様にとっての医療は、診察や手術を受けている時間ではなく、お薬とお付き合いしている時間がほとんどを占めています。私たち薬剤師が患者様一人ひとりの健康に果たすべき役割は大変大きく、また重いものと考えています。

弊社は専門性と人間性を兼ね備えたすばらしいスタッフに支えられております。
今後もスタッフ一同、地域の健康と福祉の増進に努めてまいります。